IPアドレス更新のタイミング(又は更新方法)についてATOM cam2

IPアドレスを固定に設定している端末以外では、ルータが再起動されると、それまでのDHCPによるIPアドレスがクリアされ、その後にアクセスしたタイミングで再割り当てされるはずなんですが、ATOM cam2の場合、同作業後にデバイス情報を見るとそれまでのIPアドレスが保持されたままになっています。

これにより、ルータやアクセスポイントモードの無線LAN機器を設定するなどの際に、他機器とのIPアドレスの重複やルータのDHCPとの相違が発生し動作が不安定になると推測されます。

ATOM cam2のIPアドレス更新のタイミング(又は更新方法)を教えていただければ助かります。

通常のDHCPサーバーであればIPの重複は発生しません。
また、一般的なDHCP Clientは保持期限が来るまで一度得たIPを使用し続けるものです。

また、DHCPサーバー側は、再起動後にテーブルがクリアになったとしても、
誰かに新しいIPを割り当てる前にそのIPが使用されていないかをPingで確認し、
応答があって使用されている場合には、そのIPを割り当てない動作をします。

私の自宅のAtom cam 2はPingに応答しています。

そもそもAtom cam 2がPingに応答しなくなる、等別の問題に起因することはありえますが
Atomが応答しないか、もしくは電波状況によるものかが大半になると思います。

SDカード常時録画を設定していたとして、繋がらなかった時間帯の録画ファイルが
SDカードにあれば、電波状況によるものである可能性が高いです
レアケースはありますので、100%ではありませんが。

お返事ありがとうございます。通常の挙動はご教示の通りかと思います。

ところが、私のATOMcam2は2機ともIPの割り当てがされず、ルータの再起動前のIPのままになっております。

ちなみに、ATOMcam2以外の他のクライアント機器は、ルータの再起動のタイミングで若い番号から順にIPが割り当てられたため、偶然ATOMcam2のIPまで届かず重複することなく、現在は正常に稼働しております。
つまり、我が家のATOMcam2はDHCPによらないIPになっているので、結果的に固定IPと同様の状態になっております。

この様な偶然の解決はネットワーク上不健康な状態なので、ATOM cam2のIPアドレス更新のタイミング(又は更新方法)を知りたかった訳です。

まず、アプリのデバイス情報から見ると、どうやら電源投入時に接続したIPアドレスから表示が変更されないことを確認しています。(バグだと思います)
DHCPの再リースはwpa_supplicantが気絶していなければリース時間で、それに加えてバックグラウンドでネットワークに出れなくなったことを確認した際に無線デバイスを再初期化しているのでそこで更新されていると思います。
デバイス情報の表示があてにならないので、なんらかのネットワークスキャンソフトでデバイス検索をしてみたほうがいいと思います。

お返事ありがとうございます。
デバイス情報があてにならないかもとの情報、ありがとうございました。

ところで今、ルータの払い出し情報を見てみたら、2機中1機のIPがDHCPクライアントとして認識していおりました。登録にかなりのタイムラグがあるようです。ただし、ルータ再起動前のIPと同じです(他のクライアントのIPから飛んでいます)。
DHCPがATOMcam2側のIPを採用しているようです。

ただ、動作は安定していますので、結果的にokかなと思いますが、この原因が分かるまで非常に不安定でしたので、新スレで情報共有しようかとも思います。

自己レスで申し訳ないです。
過去のやりとりに原因のひとつと思われる書き込みがありましたので共有させていただきます。

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最近、家のWiFiにスマホがつながると「インターネットにつながっていません」となるのはこれが原因だったのですね。WiFi切ってキャリア電波で回避していました。
なんだかな~。悲

torarin様
他の方から同様のメッセージがなかったので私だけかなと思っていたのですがtorarin様も同じように「インターネットに繋がっていません」と出ていて不具合だと確定しました。
ATOM Camアプリを使用するとインターネット接続をオフにしている可能性が高くなりました。
なぜそのようなことをしなければならないのかは不明ですがメッセージが出てもATOM Camと通信ができていると言うことはインターネットは接続できていないとATOM Camの映像や録画ファイルを閲覧でいないようなアプリです。
ここにATOM Camの認証や記録方法が記載されていますので参考になれば幸いです。

p2pサーバー情報がおおざっぱに記載なのでかなり怖いのですが。
ここからは、おまけ。
間違った情報だったらごめんなさい。
p2pサーバーは複雑なサーバー(インターネットに繋がった専用機器)を経由してネットワーク負荷をするシステムのことだと認識しています。

note読ませていただきました。
よくわかりませんがセキュリティ強化優先のため複雑なソフトウェアになっているようですね。ただDHCPではなく固定IPも設定できれば少しは問題解決になりそうな気がしますが、どうなんでしょうね。

torarin様
スマホのアプリでATOM CAMのIPアドレス固定化は現状ないですね。
スキルが分かりかねますが、DHCP機器でネットワーク接続一覧が見られる機器が繋がっていれば1台ごとになりますがMACアドレスを記録し、DHCP機器にローカルIPアドレスとMACアドレスを紐付けすることで固定化することは可能かと思われます。
現状では、アプリではできない仕様なのでDHCP機器頼み一択かと思われます。
DHCP化しているのは面倒さが省け、初心者に易しい設計だと思います。むやみに設定されて繋がらないとクレームがくることは想像できるので。
過去の発言だと一度利用したIPアドレスを使うケースが多いようなので上記の方法できちんとできるかは私も分かりません。
回答になっているようでなっていなくてすみません。

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> DHCP機器にローカルIPアドレスとMACアドレスを紐付けすることで固定化することは可能かと思われます。

[11173]さんのコメントによると・・・
> いくらDHCPサーバー側でDHCP固定アドレス割当しても殆ど無意味で…

デバイス情報にMAC載ってますから使うルーターによっては可能だと思います。

DHCPサーバー側でデバイスにIPを固定するのは大抵のルーターで設定可能です。
ただ、固定してもリースタイム超えると不安定になる可能性あるよ、という点は確かにその通りです

スマートプラグつけてつながらなかったら電源OFF/ONすればいいんじゃないでしょうか
私は電源抜き差し行くのが面倒なところにあるCamにはコレしてます。

ATOM Cam2が再起動せずにどのタイミングでIPアドレスが変わるのか?
ということですが、それはDHCPサーバーのリース期間(IPアドレスの貸出期間)の値によります。
また、基本的にリース期間内にDHCPクライアントはDHCPサーバーに対してDHCPサーバーへリース延長を要求を行い同じIPアドレスを使おうとしますので
そのタイミングでDHCPサーバー側で「別のIPアドレスを使ってくれ」と応答があればIPアドレスが変わりますが、正常にネットワーク繋がっていてDHCPサーバーが1台しか無い環境なら起こらないと思います。

ですので、ルーターを再起動しただけではATOM Cam2のIPアドレスはほぼ変わらないと思われます。
ATOM Cam2の電源を抜き、DHCPサーバーのリース期間を過ぎDHCPサーバーにリース情報が無い状態(または、ルーターの再起動したあとの状態)でATOM Cam2の電源を差せばIPアドレスが更新されると思います。

自前のATOM Cam2(ファームフェア 4.58.0.71)でDHCPクライアントの動き(DHCPサーバーへリース延長の動作)を確認しました。
前提条件、DHCPサーバーからのリース期間(IPアドレスの貸出期間)を4分に設定。DHCPサーバーのリース情報は空。
ATOM Cam2の電源を入れDHCPに関するパケットをキャプチャしました。

上記の前提ですと、ATOM Cam2は起動時にDHCPサーバーにIPアドレスの払い出し要求を行いIPアドレスが設定されます。起動から2分後にDHCPサーバーへリース延長を要求を出しました。
以降は2分のタイミングでDHCPサーバーへリース延長を要求しDHCPサーバーはリース期間を更新し続けました。つまり同じIPアドレスを使い続けます。

あえて、DHCPサーバーが応答しない様にしたところATOM Cam2は、リース時間の残り時間が
2分、1分、30秒、15秒、7秒、3秒、1秒、0秒 のタイミングでDHCPサーバーへリース延長を要求をだしていました。リース期間の半分の時間経過で要求、応答が無ければ更に半分の時間経過で要求をはしている様です。
また、0秒以降はATOM Cam2と通信が取れない状況に陥りました。
DHCPの動作としてリース期間を越えて払い出されたIPアドレス使用してはいけないので、ATOM Cam2は一般的なDHCPクライアントとしての動作をしているように見えます。
その後は、DHCPサーバーへリース要求を定期的に出し、DHCPサーバーが応答するとIPアドレスの設定が行われてATOM Cam2と通信出来るようになりました。このタイミングで別のIPアドレスになりました。

DHCPのリース期間を超えると不安定と言うのは不思議な話でDHCPが正常に動作していればリース期間は更新され続けますのでIPアドレスが変わるような動きになりません。
となるとATOM Cam2からDHCPサーバーへリース延長を要求が通らないまたはその応答が帰ってこない不安定なネットワークなのでは?と思われます。

ATOM Cam2と常に通信ができる状態かチェックするためにPingで応答確認をして2回~5回以上連続して応答が無い事や応答したりしなかったりする事が無いか確認してネットワーク的に安定してそうかどうかの判断を行ってみるのも良いと思います。

安定したネットワークならばDHCPサーバーのリース期間を1~48時間の間ぐらいで調整してみるのもよいと思います。
私は、固定しているIPアドレスのリース期間は無限、固定していないIPアドレスのリース期間は1時間にしていて、ATOM Cam2はIPアドレスを固定していますが繋がらないと言った不具合に合った事がありません。

@bakueikozo さんが言うようにアプリのIPアドレスはATOM Cam起動時の情報なので起動中にIPアドレスが変わっても反映されません。
この動きはiOSアプリ ATOM 1.8.15でも同様でした。
DHCPサーバーでIPアドレスの固定設定と設定解除を行い実際のIPアドレスは変わりましたが、アプリの情報では変わりませんでした。

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Antares1さま、検証・レポートありがとうございます。非常に参考になりました。

それを踏まえまして、整理してみますと…

ルーターを再起動するとDHCPでサーバー側でリースされたIPがリセットされ、そのタイミングでクライアント側のIPが再割り当てされるという認識でしたが、ATOMCam2の場合はそうではないとの貴重な情報、ありがとうございます。
その現象が1点目。

(現に他のクライアント、例えばPCやスマホやスマートスピーカーなどは全て即時新しいIPが割り当てられ、それが正常な動作かと思いますが)

2点目は、アプリ情報のIPは当てにならない、ということ。

当方の場合、それらが原因で不安定になっていたかと想像します。ちなみに前レスにも書きましたが、現在は意図せず偶然固定IP状態になっているので、非常に安定しております。

Antares1さんに質問ですが、ATOMCam2を固定IPにしているとの事ですが、それはルータ側でMACアドレスと対応する機能があるのでしょうか?
残念ながら当方のルータにはその機能はありません。一般的にはクライアント側にIPを固定する機能があるものと思うのですが。

(現に他のクライアント、例えばPCやスマホやスマートスピーカーなどは全て即時新しいIPが割り当てられ、それが正常な動作かと思いますが)

この辺りがATOM Cam/Cam2はちょっと違いますよね。
おそらく、お持ちのルーターはWiFi APも兼ねてると想像します。
スマートホンやPCはWiFiが切れるとIPアドレス(リース情報も)が消え、再接続のタイミングでDHCPサーバーへIPアドレスの払い出し要求をしていると思われます。(手持ちのiPhone12はこの動作)
一方、ATOM Cam/Cam2はWiFiが切れた後、再接続したタイミングでDHCPサーバーへIPアドレスの払い出し要求をしませんでした。ですので、IPアドレス(リース情報も)を保持していると思われます。
ATOM Cam/Cam2のOSはLinuxの様なのでこの様な動きでも不思議はありません。

どちらの動作が正しいかと言うことはなく、こういう動きと理解して使った方が良いと思います。
自分も試してみて理解が深まりました。

Antares1さんに質問ですが、ATOMCam2を固定IPにしているとの事ですが、それはルータ側でMACアドレスと対応する機能があるのでしょうか?

はい。その機能が大体のDHCPサーバー機能があるルーターであればあると思います。
殆どのルーターで設定できると思われますが、それが無いと言うのは珍しい機種の様に思います。
なさそうなルーターだと Pocket WiFi などのモバイルルーター等でしょうか。

ATOM Cam/Cam2のMACアドレスを確認し設定したいIPアドレスをルーターに登録します。

NEC Atermはこんな感じの画面

nuro光の F660Aはこんな感じの画面

クライアント側(アプリやWebUI)でIPアドレスをDHCPや固定設定等ができた方がいいなとは思います。
最初は、IPアドレスの指定を間違えたら接続できない文鎮になるからか?とも思ったのですが初期化できますし…。

Antares1さま
お返事ありがとうございます。

当方のルータにはDHCP固定機能はないですね。そもそもこの機能があれば真っ先に利用してトラブル回避出来たと思いますが。

ちなみにルータはNTT東日本ひかり用のPR-400KIです。Wi-Fiはネットワーク上に別にWi-Fi機器を設置しブリッジモードで接続しています。

NTTのルータはレンタルなのでDHCP固定に対応しているルータと交換できるものかと問い合わせてみようかと思います。

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自己レスですみません。NTTに問い合わせました。

DHCP固定IP対応のルータは存在するが、交換は基本できない。やるとしたら作業員が出向き、(たいした作業はしないが)その料金(8000円!)が発生するとのことでした。

レンタルなのに基本的な機能を備えている機器に交換するのに結構な金額取られます。断りました。

ちょっと話は外れましたが情報共有まで。

無責任な発言にはなりますが、ブリッジモードのWifiルーターの物理的な位置と機能、お使いの回線の契約内容に左右されそうですが、いっそWifiルーターをルーターモードにしてNTTのルーターのDHCPv4をオフ、(v6はそのまま)
WifiルーターのDHCPで家の中のIPを賄うとよいかもしれません。

既存環境を壊して作り変えることにはなるので、自信なければNTTに交換してもらうほうが多分費用は掛かりますが時間は節約できるかもしれません。

■前提
・IPv6 IPoEで契約している
・Wifiルーターがds-liteかMAP-Eに適応している

IPoEでv6対応していて、v4をds-liteやMAP-Eで使っているなら、ONU兼用のルーターの前にルーターを置くと二重NAT問題は起きません。

lightsquallさま、ご教示ありがとうございます。

おっしゃる通りいくつかの解決方法があるかと思います。また当方のネットワークにはLinuxの自サーバが稼働しているため、そちらで対応することも可能なのですが、言い方は良くないですが、たかだかWebCamの増設ごときで現在のネットワークの設定方針を変更したり、余計な費用をかけたくないのです。

ATOMCamに固定IPの設定がでるなど、ごく普通の挙動をしていただければいいだけの話なんですけど。
魅力的な製品だけに残念です。