前回の「ATOM Cam 2 屋外設置例」に引き続き新たに工作をしてATOM Cam 2と人感センサーライトを屋外に設置したのでご参考までに投稿させていただます。
【防雨ケース】
ATOM Cam 2本体は「ATOM Cam 2 屋外設置例」と同様に防雨のため、綿棒の空き容器をケースにして収めました。
今回はATOM Cam 2を天地正位置で設置したのでスタンドを通した穴の部分も蓋をせずに開放して水抜けを良くしています。
白色に塗装された取り付け金具は重量100gのATOM Cam 2を固定するには少々大げさにも思えましたが、1200円ほどで、ステンレスバンドが4本、ボルト・ナットが8セット、「防犯カメラ作動中」のステッカーが6枚付属するというオマケの充実ぶりが気に入ったので購入しました。
【電源】
電源は屋外コンセントからAC100Vを供給することにしました。
電源ケーブルは被覆の厚い屋外作業用と謳った10mのものを購入し、更に内径10mmのコルゲートチューブに収容して保護しました。
防水仕様ではないATOM Cam 2のACアダプタと人感センサーライトのコンセント部分は防雨するため、写真中央の100均で購入したプラスチックケースに収容しました。
プラスチックケース内には防雨性能を高めるため、更に保存容器を収容して2重構造にしました。
プラスチックケース内の淵にはパック寿司の透明な蓋を加工したものを基材にして100均で購入したスポンジ状の防水テープとアセテートテープで作成したパッキンを強力両面テープで貼り付けてあります。
パッキンはプラスチックケース内に浸水した場合に備えて水抜けを良くするため、敢えて下方向には貼り付けませんでした。
保存容器はメンテナンスしやすくするため、100均で購入した面ファスナーテープでプラスチックケース内に固定したので取り外すことが可能です。
プラスチックケース下部にはコンセント等を通すために3つも大穴を開けてしまったため、ペットボトルの首の部分とキャップを加工して作ったグロメットを取り付けて密閉性と強度を確保しました。
プラスチックケース裏面には100均で購入した水切り網をネジ止めしてステンレスバンドを通し、壁面に既設のパイプに固定することにしました。
【人感センサーライト】
人感センサーライト自体はATOM Cam 2と直接関係があるわけではないので詳細は割愛しますが、夜間の防犯性を高めるという意味ではカメラと併設するのが大変有効と感じました。
【設置状況】
雑然としがちなケーブル群は隣家との間の狭い空間に逃しました。
電源を収容したプラスチックケースは既設の電気メータや光ケーブルのボックスと違和感なくマッチした仕上がりになったと満足しています。
【注意点】
屋外でAC100Vを使用する場合、防雨対策が十分でないと感電事故や漏電による火災につながる恐れがあります。
「ご参考に」と書いておきながら、大変心苦しく思いますが、本例と同様の工作をしようとされる方がいらっしゃいましたら、十分に注意された上でご自身の責任において実施するようお願いいたします。